2択を2回行うと

ツイッタランドにこういったツイートが回って来た

 

 

まぁ、ざっくりいうと村本氏を批難するような形としてのツイートだ。

村本氏の考えに沿うと、中国から攻撃されたときに無抵抗に殺されるぞ!そんな考えはありなのか!という主張になる。

さて、このような会話は実は気が付きにくいトリックが含まれている。

今回はそれを書いていきたいと思う。

 

例えば、以下の2つの問に応えてみることを考える

1.あなたは肉が好きですか、魚が好きですか

2.あなたは松坂牛が好きですか

 

この2つの問いに対する解答を考えてみると、以下の4パターンが考えられる

A.肉のほうが好きで、松坂牛も好き

B.肉のほうが好きで、松坂牛は嫌い

C:魚の方が好きで、松坂牛は好き

D:魚の方が好きで、松坂牛は嫌い

 

この4パターンの解答を考えると、回答Bが非常に現実的でないことが分かると思う。

何故なら、肉が好きな人間は松坂牛が好きな蓋然性が高いからである。

すると、仮に肉と魚で勢力が拮抗していても、松坂牛が好きかどうかでは好きという言回答が多くを占めることは想像に難くない。

もちろん、松坂牛が好きな人間が大多数と言う結論を出すこと自体は問題ないが、

そのことをもって「肉が好きな人間が多い」と言う結論を出すことには大きな問題がある。

 

振り返って、今回の流れを2つの質問に分解する。

1.あなたは非武装中立を支持しますか

2.敵国からの侵略行為があった時に抵抗しますか、殺されますか

 

と言う2問になる。この時、1で非武装中立を支持しないといった人間は当然抵抗することに前提があるわけだから、2の質問に対しては抵抗するを選択するだろう。

一方で、1の質問で非武装中立を支持する人間は「抵抗の有無」については個々に考えが違うだろう(武装しないことと抵抗しないことは同値ではないため)

1の質問の回答が1:1で別れ、2の質問については支持する側のみ1:1で別れたと考えると、結果としては以下のような勢力図になる

A:非武装中立は指示せず、侵略行為には抵抗する→50%

B:非武装中立を支持し、侵略行為には抵抗する→25%

C:非武装中立は支持し、侵略行為には無抵抗→25%

 

この結果、侵略行為には抵抗するという側が優勢にはなるが、非武装中立については拮抗した勢力となる。

さて、今回のパターンを見てみると、侵略行為に対する抵抗の是非が非武装中立の賛否につながるかのような誘導を行っていることが分かる。

 

皆さんも、こういった2択については気を付けてください。